どうも、コン太です。皆さんには意中の男性はいらっしゃいますか?「好きな人がいて今うまくいっているよ!」という人はそもそもこの記事を読まないかもしれませんね。
画面の前の皆さんは少なからず、恋愛について悩み、「どうしたらあの人ともっとお近づきになれるのか」「どうしたら自分だけを見てもらい依存させることができるか」と試行錯誤している真最中かもしれません。
恋愛はあくまでも人と人の関係性です。例えば「多くの男性は肉が好き」ということが定説だったとしてもあなたの好きな男性は「肉なんて絶対食べない」という人かもしれません。こんなふうに「これをすれば必ずうまくいく」「男性にはこれをするべき」というようなマニュアルはありません。
相手の立場や環境、好みによって、最適なかかわり方や言葉がけは大きく変わっていきます。しかしながら、相手もまた人間であり、生物です。ある程度共通した心理が存在します。
たとえどんな状況や関係性であっても、その共通した心理を利用すれば、うまく物事を運び、アプローチすることができるでしょう。本日は心理学的観点から彼氏を依存させる、男性にアプローチするテクニックをいくつか紹介してきます。
・依存させる具体的なテクニックが知りたい
・相手を自分に依存させたい
3STEPで依存させるテクニックを説明していくよ
心理的テクニック① あいづちを意識しよう
皆さんもご存じの通り、人間には「欲求」というものがあります。食欲・性欲・睡眠欲などですね。今あげた欲求は代表的なものですが、それ以外にどのような欲求があるかはなかなか知られていません。実は欲求は5つの段階に分けられるのです。欲求はピラミッド上になっており、以下のように構成されています。
生きていくために必要な基本的・本能的な欲求
②安全欲求・・・
心身ともに健康でかつ経済的にも安定した暮らしをしたい欲求
③社会的欲求・・・
友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求
④承認欲求・・・
他者から尊敬されたい、認められたい欲求
⑤自己実現欲求・・・
『自分らしい自分』になりたいと願う欲求
①が満たされると②、②が満たされると③というように、下位の欲求が満たされるとその上の欲求を満たそうとする心理的な力が働きます。これを「マズローの欲求5段階説」といいます。
このように人間は③社会的欲求や④承認欲求のように「誰かに受け入れられたい、認められたい」という欲求を全員が持っています。また、日本ではいまだに「男は〇〇、女は△△」というような性別による決めつけ(ステレオタイプといいます)が根強く残っています。
そのため男性は無意識的に周囲と比べられ、他者から認められる欲求が強くなっています。そこで、その部分にアプローチすることで、ほかの女性とは一味違った女性として認識されるのです。
しかし、いきなり「社会的欲求や承認欲求を満たしてあげよう」と思っても、どうすればいいかわかりませんよね。そこで簡単に社会的欲求や承認欲求を満たすことのできるテクニックとして「あいづち」があります。皆さんも合コンテクニックとして「できる女のさしすせそ」というものを聞いたことはありませんか。
「(さ)さすが」「(し)知らなかった」「(す)すごい」「(せ)センスいい」「(そ)そうなんだ」の頭文字をつなげたこの言葉のことで、「モテテク」として知られています。このテクニックを知っていれば、興味のない男性の趣味の話や難しい仕事の話を聞いている感じを出すことができます。割合的にいうと男性が7話し、女性が3ほどあいづちや質問をするとなおいいでしょう。
男性や「自分の話を聞いてくれる女性」に対して「自分のことを受け入れてくれる」「自分のことを認めてくれる」と深層心理で感じ、欲求を満たしてくれるあなたを大切な人物として認識するでしょう。
「でもそんな小手先のテクニックで男性は落とせるの?」と疑問に思うかもしれません。答えとしては「このテクニックだけでは無理」です。いつか話を聞いていないことがばれてしまう可能性があります。あくまでこのテクニックは初期段階で使うものになります。
自分のことを「欲求を満たしてくれる対象」として認識して
もらったら次のステップに進みましょう。
心理的テクニック② 独占欲を刺激しよう
男性は多かれ少なかれ、独占欲を持っています。これは古来から受け継がれてきた本能に近いものです。男性は子孫を残すために、多くの女性と子どもを作ろうとする本能があります。
人間には理性がありますので、その欲求が前面に大きく出ることはありません。しかしながら、「自分の近しい女性がほかの男性にとられる」ことを深層心理でひどく嫌い、その結果として嫉妬などの感情が生まれます。
あなたはすでに意中の彼にとって「特別な人」になっています。そんなあなたが自分のもとを去り、ほかの男性と多くの時間を過ごすなど、彼は望みません。今度は彼からアプローチを始めるでしょう。そのために独占欲を刺激するのです。
でもどうやって刺激ていけばいいんだろう?
方法は簡単です。それまでこまめにしていた連絡の頻度を落としたり、SNSでつながっているなら、あえて複数人で遊んでいる場面を発信します。同時に「まだパートナーがいないこと」も、自然な流れで知らせていきましょう。そうすることで「早くしないとほかの人にとられてしまう」と焦りだし、あなたのことばかりを考えるようになります。
「でもほかにも承認欲求を満たしてくれる女の人が出てきたらそっちに行っちゃうんじゃないの?」「距離を置くとそのまま放置されちゃうんじゃないの?」という疑問も生まれるかもしれませんね。確かにそうです。
理論的に考えれば「しょうがない。次の女の子を探そう」「○○さん(あなた)より××さんの方がタイプだからそっちに行こう」となるかもしれません。しかし人間の心というものはそう単純なものではないのです。
「プロスペクト理論」というものがあります。簡単にこの理論について説明すると「人間には損を避けようとする心理が働く」というものです。有名な心理実験に以下のようなものがあります。
(B)50%の確率で2万円貰えるが、50%の確率で0円になる。
どちらを選択するか聞いたところ、多くの人は(A)と答えます。では次は質問を変えてみます。
(D)50%の確率で2万円失うが、50%の確率で0円になる。
この質問の場合だと多くの人は(D)を選ぶそうです。どちらも平均すると1万円を得るか失うかですが、最初の質問と最後の質問では答え方が逆ですよね。
これは人の選択する傾向が変わるのは、「得る」と「失う」では感じる価値が違うからです。つまり何が言いたいかというと、「この人は自分から離れてしまうかも」「ほかにいい人がいるかも」と思ったときに、人間は損失を回避するためなかなか「よし次に行こう」とは思えないということです。
しかしこのテクニックには注意が必要です。いきなり独占欲を強く刺激しすぎると、ストーカーや逆恨みされる可能性があります。「恋は盲目」という言葉通り、強い刺激は時に人間の視野を狭め、思いもよらない行動を引き起こします。
例えばいきなり「異性とツーショット写真」ではなく「男性を含めたグループでの写真」を投稿する、連絡の頻度を落としても直接会うまたは電話でのやり取りを大切にするなど、徐々に変化をつけていき、段階的にアプローチしていきます。
ここでも目的はあくまで「独占欲を刺激し、これまで女性→男性というアプローチから、男性→女性というアプローチに流れを変える」ことです。
焦らずゆっくり独占欲を刺激していくイメージ
心理的テクニック③ サンクコスト効果
ここまでで、あなたは彼にとって特別な人間になり、なおかつ彼から求められるようになりました。ここまでくればもうあなたは何もせずとも、彼はあなたにどんどん惹かれていくでしょう。この時点で彼にはもう一つの心理が働いています。それが「サンクコスト効果」です。
もともとは経済学の言葉で、「事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと」をいいます。このままではわかりにくいので、具体的な例を出して説明します。あなたは昼食を食べたいと思い、町に行くと、行列ができたお店を見つけます。時間にも余裕があり、せっかくならとその行列に並びます。
しかし数十分待ってもなかなかあなたの番が来ません。だんだんとおなかが減ってきて、別の飲食店も近くにあるので、そちらで食べてもいいなと思ってきます。その際に「列から外れて別の飲食店に行く」ことが合理的な判断ですが、そうすると「これまで並んでいた時間を無駄にしたくない」という心理が働き、結局はそのまま並び続けてしまいます。この時起こる心理がサンクコスト効果です。
あなたの意中の彼は、多くの時間をあなたに注いできました。最初は「自分を見てくれる女性」としてでしたが、独占欲を掻き立てられ、いつしか「ほかの男性にとられたくないと思える女性」となりました。付き合いが長くなるにつれて、ますます費やす時間やお金は多くなるでしょう。
そうしたときに「ここまで時間をかけて築いてきた関係なんだから」「ここまで自分のことをわかってくれる女性はもう現れないかもしれないから」というサンクコスト効果が働き、彼の方はあなたなしではいられなくなるのです。
あなたからすれば、そのまま付き合うもよし、これまでの過程で「ちょっと違うかな」と思えばそれもまたいいでしょう。もう主導権はあなたが握っているのです。
主導権を握れば彼を依存させるのも自由自在!
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は「男性の恋心をつかみ取る心理的テクニック」として
心理的テクニック① あいづちを意識しよう
心理的テクニック② 独占欲を刺激しよう
心理的テクニック③ サンクコスト効果
この3つのテクニックができれば相手を依存へともっていけます。どれも難しい技術はいらず、すぐに実践できるものではないかと思います。
これらのテクニックは恋愛だけに限らず、ほかの対人関係でも使えます。しかも使えば使うほど、あなたのなかに経験値が蓄積され、よりよいタイミングで使うことができるでしょう。
彼の心を掴むには焦らず冷静になることが重要なんだね。
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