・実戦向きの恋愛テクニックを知りたい
・恋愛心理学に興味がある
この本と著者の仮メンタリストえるさんについて
この本について
この本のタイトルはイケメンはモテない 確実に好きな人の「特別な存在」になるたった1つの方法。KADOKAWAが出版しています。
書籍のページ数は280ページになっています。amazon.co.jpをはじめ様々な書籍サイトにて販売されています。単行本、電子書籍どちらも販売していて、amazonのレビュー数は200を超えています。
以下がこの本の紹介文です。
誰でも「今すぐ」「確実に」使えると話題に!「モテないなんてもう卒業!」
本心の見分け方、ダマされないための方法、気持ちを通わせる技術など、
気になる相手を落として夢中にさせる方法を丁寧に解説&大公開。
仮メンタリストえるさんについて
名前は仮メンタリストえる。主にYouTubeにて活動しています。
2018年にYouTuberとしてデビュー。彼テーマは「誰でも明日から使える心理学」ということもあって心理学をあまり知らないひとでも明日からすぐ使える実戦向きのものが多くとても分かりやすい。その支持からYouTubeのチャンネル登録者数30万人を突破しています。
動画内容は主に心理学を使った恋愛テクニック講座になっています。ネットで活躍しているということもあり身バレの防止のために公表されている情報は少なめになっています。
この本の概要(目次・項目)
この本の目次です。全部で10個の項目で構成されています。
Part2 LINE編(初デートまで)
Part3 待ち合わせ
Part4 ランチ
Part5 LINE編(初ディナーまで)
Part6 ディナーのお店決め
Part7 待ち合わせから水族館デートまで
Part8 ディナー
Part9 告白前
Part10 告白
全てが実戦向き!注目したポイント4選
この本を読んで私が実戦向きで関心させられたところ、驚いたところ、そして注目したところの中から4つだけ紹介していきます。ここからは内容のネタバレ有りになります。
返報性の原理を使ったテクニック
返報性の法則とは相手に何かしてもらったらこちらもお返しをしなきゃとなる心理状況を指します。このテクニックを使うことで2つのメリットを生みます。
ひとつ目は情報の開示です。相手の職業や趣味、そして特技などを知りたい場合はまずこちらから自己開示しましょう。そうすることで相手も「自分も答えなきゃ」となり相手から情報を得ることができます。
こういった情報は会話のなかでも役立ちますし、今後どこにデートに行くか、どんなものをプレゼントしたら喜ぶのかと様々なところで役に立ちます。なので重要な情報が知ることができたらあとでしっかりメモをするようにしましょう。
そしてふたつ目は「してもらうこと」です。ひとは相手に何かしてもらう時よりもした時の方が恋愛感情が大きくなる性質があります。ですので、お土産やプレゼントなど、それこそお店の予約をしておくといった小さいことでもいいのでしましょう。
そうすることで相手は自分も「何かで返したい」という感情になり「してもらう」という状況が作れます。そうなれば相手の恋愛感情を大きくすることができます。
相手を何かする側にできれば「このひとのことが好きなのかも」と認知性不協和の解消の効果も一緒に働くのですね。
バックトラッキングテクニック
バックトラッキングとはいわゆるオウム返しのテクニックです。
先週、映画を見に行ってね
へぇ、映画見に行ったんだ!
このように相手の言ったことを復唱するように返すことで相手に「自分の話しをしっかり聞いてもらえてる」と認識させることで好印象をあたえることができます。このテクニックはこれだけでも強力ですが「質問ワード」を混ぜることでより相手の話しを聞いてるということを伝えることができます。
昨日、友だちと遊んだ時のことなんだけどね
昨日友だちと遊んでたんだ!どこで遊んだの?
質問は興味をして示している話題にしかできません。ですのでこちらがその話しに興味があるよっということを伝えましょう。ひとは自分の話しをしっかり聞いてくれているひとに対して特別な感情を抱きやすいことが知られています。それが異性であれば恋愛感情にもなります。
名前呼びにするテクニックと効果
名前呼び、あだ名呼びをすることでその相手の承認欲求が満たされ好印象をあたえることができます。カルフォルニア大学のチャールズキング博士の研究でも名前呼びの重要性がわかっています。この本でも同じことが書かれていて内容についてとても信憑性が高いです。
ですが、いきなり名前で呼ぶと驚かれてしまう可能性がありますよね。この本ではそのテクニックが書かれていました。それは相手に「仲の良い友達からはなんて呼ばれてるの?」と聞くことです。
そしたら相手はその呼び方を答えてくれます。そしたらその瞬間から自分も教えてもらった呼び方をしましょう。そうすることで違和感なく名前呼びに移行することができます。
さらに「仲の良いひとの呼び方」なのでそのひとのことを仲の良いひとと認識するようになります。
名前で呼んでくれてるし仲の良いひとということね
類似性の法則を使ったLINEテクニック
これはLINEで使えるテクニックです。ここでの類似性の法則とはメッセージの長さ、送る間隔を相手に合わせることを指します。
具体的にどうすればいいかというと相手のメッセージが普段から平均3行だとしたらこちらも3行で終わらせる。こちらがメッセージを送ったときに返事まで平均10分程度かかっていたらこちらも10分あたりで返事をするようにする。ということです。
そうすることで相手に「自分と気が合ってやり取りしやすい」と感じさせ好印象をあたえることができます。スタンプも同じように相手がメッセージの終わりに使っていたらこちらも使うようにしましょう。
買う前に知らないと後悔する2つの理由
ここまで注目するべき良いポイントを挙げてきましたがここでは買う前に知っておかないと後悔するかもしれないポイントを2つ説明します。
ひとつ目はこの本に載っているテクニックは不特定多数にモテるテクニックではありません。本当に好きな相手のみに標的を絞ったものになります。ですので「あの子だけ振り向かせたい!」というひとにオススメできるものになります。
そしてふたつ目が仮メンタリストえる、彼がYouTubeで投稿している内容と本の内容が酷似しているということです。つまり、YouTubeの内容を丸暗記している場合新鮮味がないものとなります。
逆に言うと「彼の動画を全く知らない」「動画はひと通り見たがここだけ見直したい」というひとには1冊に重要なポイントをまとめられたこの本はすごく便利なものになります。
動画はどうしても時間がかかるし見たい部分だけを探すのは大変だもんな
・好きな相手に好印象をあたえることができる
・明日にでもすぐ実践できる
さいごに
ここまで「イケメンはモテない」の本の概要、著者について、注目したポイント、そして最後に知っておいた方がいいポイントを紹介してきました。
読んだ感想としましてはまさに実戦向けの内容ばかりで驚きました。私は心理学に特化していますが所々、研究・調査と同じ部分がありとても信頼できる本だと感じました。そしてなにより彼のテーマの「誰でも明日から使える心理学」という言葉がしっくりきました。
丸暗記ですぐに使える実用的な本だね!
コメント