どうもコン太です。ゴッホが著書した「恋愛工学の教科書」という本をご存じですか?
恋愛工学を中心とした恋愛の手順を最初から最後まで詳細まで書かれた内容の本です。恋愛工学について知らなくても理解しやすいものとなっています。
この記事ではこの本の著者と概要、そしてとくに注目したポイントと内容の一部を紹介していきます。
・具体的なテクニックを知りたい
・会話で周りの人に好かれたい
この本でしっかり学べば解決!
この本と著者のゴッホさんについて
この本について
この本のタイトルは恋愛工学の教科書 科学的に証明された恋愛の理論。
「恋愛工学」という分野の本です。「恋愛工学」とは、進化生物学や心理学の研究成果、金融工学のフレームワークを使って、恋愛を科学的に表現したものになります。つまり再現性の高いテクニックばかりということです。
男性目線の恋愛テクニックを事細かに記載されておりどれも再現性が高く非常に理解しやすいと評判の一冊となっています。
以下がこの本の紹介文です。
モテスパイラルを登って、非モテから脱却しよう!
99%の男が知らない現代の恋愛戦略とは。
恋愛工学の理論と一恋愛工学プレイヤーとしての著者からのアドバイスをまとめた超実践的な恋愛工学の教科書です。
ボイスメディア・Voicyの人気コンテンツ『ゴッホのモテラジオ』パーソナリティである著者が語る、科学的に証明された恋愛の理論‼︎
著者のゴッホさんについて
名前はゴッホ。画家のゴッホではありません。恋愛心理学で活躍している人物です。
金融日記をきっかけに恋愛活動を開始ボイスメディア・Voicyの人気コンテンツ『ゴッホのモテラジオ』のパーソナリティを務めています。そこで1000人以上の恋愛の相談に答えています。
2018年7月にこの本「恋愛工学の教科書」を作成。最近は海外恋愛、メンズコスメ、美容コスメなど様々な分野に広げている。モテオンラインサロン「オトコ磨きラボ」を運営しながら恋愛の研究をしています。
この本の概要(目次・項目)
この本の目次です。全部で7個の項目で構成されています。
序章 恋愛工学のテクノロジーで非モテから脱却する
第1章 進化心理学から恋愛を読み解く
第2章 Aフェーズ―女を魅了せよ
第3章 Cフェーズ―ラポールを形成せよ
第4章 Sフェーズ―一線を越えよ
第5章 モテスパイラルに乗る
第6章 Aクラスプレイヤーへの道
驚きの恋愛工学!注目した3つのポイント
この本はタイトルに「教科書」とあるようにとても理解しやすいものとなっています。そしてなによりテクニックのひとつひとつが詳細に書かれているところに驚きました。
その驚いた部分、関心させられた部分の中から3つだけ紹介していきます。
ポイント1:恋愛の手順「ACSモデル」
この本の大元となる言葉のACSです。目次にもある通り恋愛工学における女にアプローチする順序を指しています。この順序を間違えてしまうと途中までは良い雰囲気を作ることができていたのに失敗していまうことになります。
Aフェーズ(Attracrt)
これは「魅了」というフェーズです。自分の魅力を伝えて相手に好印象をあたえるためどう動いたらいいのか、という説明が書かれている項目になります。
仲のいい友だちになる前にどのくらい好感度を上げられるかが重要になってきます。このACSモデルで最も難しい部分ですがここを超えることで確実に相手からの見方は大きく変わります。
Cフェーズ(Confort-Building)
これは「和み」というフェーズです。よく会話するようになりいっしょに食事したり、いわゆる仲よくなって相手に「信頼」させるタイミングを指します。友だちとなっていますが相手にはAフェーズで好印象をたくさんあたえた効果で友だち以上恋人未満の立ち位置になることができます。
ですが、先ほどのAフェーズを抜かしてにいきなりCフェーズをやろうとしてしまうと抜け出すのがとても難しい友だち認定をされてしまいます。ですので、Aフェーズで好感度を上げておかないとこのCフェーズはただ仲良くなっているだけになってしまいます。
Sフェーズ(Seduction)
これは「性的誘惑」というフェーズです。Aフェーズの魅了と違い男性としての魅力を伝えるテクニックがたくさん書かれた項目です。
上記のふたつのフェーズで相手と親密な関係になってからSフェーズをすることでとてもスムーズに恋仲になることができます。ですのでAフェーズとCフェーズがとても重要になってくるということです。
この手順一覧が「ACSモデル」です。ここではその流れを書かせてもらいましたが本書では各フェーズごとにさらに細分化されたテクニックがたくさん書かれています。フェーズごとに分けることで今自分がどのタイミングなのか明確にわかる点に注目しました。
ポイント2:Good Genes Good Dad理論
「良い遺伝子を持っているか」
「将来どんな父親になるだろうか」
これはAフェーズでとても重要なポイントです。人間の脳は「潜在意識」と「顕在意識」が存在します。この「潜在意識」が脳の9割を占めています。「このひとの顔が好み、高身長でかっこいい」という外見への意見は顕在意識が出しています。
それとは別に良い遺伝子、将来そばにいて欲しいという意見は潜在意識が出しています。つまり本当に深く愛し合えることができるのはイケメンという外見よりも潜在意識を刺激することができる良い遺伝子、将来性のある人物ということになります。
「美人は3日で飽きる」という言葉があります。これがまさに顕在意識で付き合うことにしてみたはいいものの、潜在意識には刺激されず数日後には飽きてしまうということです。恋愛工学の根幹とも言える一番重要な理論だど述べられています。
ポイント3:改善した方がいい非モテコミット
女性に慣れていなかったり彼女が欲しいと思っている男性によく見られることなのですが、ひとりの女性にのみアプローチしたり少し優しくされたりしたらその子のことしか考えられなくなったり。余裕がなくなっている状況を指します。
その余裕がなくなっている状態でACSモデルを実行してもうまく話すことができなかったり焦ってしまったりしていしまいます。一途にひとりの女性だけを見るのはとても素晴らしいことです。ですが、彼女「だけ」を見るのが結果的に悪影響になってしまいます。
この状況に陥らないようにするためには2つの方法があります。ひとつは意識的に焦らずあたまを冷やして冷静になるということです。
そしてもうひとつがほかにもたくさん女性と交流するということです。そうすれば女性慣れもしてきますし少し優しくされてもひとりの知り合いとして見ることができます。そうなれば余裕も出てきますし焦ることもなくなります。
見る前に知っておかないと後悔すること
この本は男性目線を前提に記述されています。手順をはじめとして詳細まで記述されており、とても分かりやす内容となっています。統計学から見てアプローチするため再現性があるのが強みですが女性から見たら「女性の個々の人格を蔑ろにしてる」と誤解してしまう可能性があります。
実際には女性の個々の人格を蔑ろにしてるなどありえないのですがこの「統計」といった言葉が女性に勘違いさせてしまうようです。ですので変な誤解を生んでしまわないように気を付けましょう。
・相手に好きと思わせることができる
・恋愛の手順がわかる
さいごに
ここまで「恋愛工学の教科書」の作者についてと概要、そして私が注目したポイントを紹介してきました。
読んだ感想としましては心理学を知らないひとでも理解しやすい内容に感じました。何よりACSモデルのような詳細に丁寧に書かれていますのでここをどうしたらいいかということが明確にわかると思います。
心理学に共通していることなのですがどれも恋愛だけに限らず日常のコミュニケーションにおいて応用することができるので読んで損はない1冊です。
好きな相手には振り向てほしいね
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